時代とともに葬儀のかたちも変化してきています。 かつては親族、友人やご近所の方など多くの方々をお呼びし葬儀を行うのが一般的でしたが、近年では、核家族化、少子高齢化などに伴い小規模での葬儀を望む方が増えてきているのが現状です。 そこで今回は、近年ご利用が増えてきている「火葬式」「家族葬」「1日葬」についてお話ししていきたいと思います。
さまざまな葬儀のかたち
火葬式
お通夜、告別式を行わずご家族やご親族のみでお別れを行うシンプルな形式のものが火葬式です。 葬儀にかかる費用を抑えることができるほか、喪主様やご親族の方の体力的な負担も減らすことができます。 その反面、充分なお別れの時間が取れない、納骨時の菩提寺とのトラブルなど周囲からの理解が得られないこともあります。 *十分な説明が必要となります。 一般的に寂しくなりがちな火葬式ですが、おくりびとのお葬式では「納棺の儀」などのオプションをご用意しております。 ◆流れと費用◆ 1.お迎え▷2.ご安置▷3.出棺火葬 通常の「お通夜」「葬儀・告別式」が行われません。(この分、費用が抑えられます) 火葬式は、15~30万円程度の費用で行うことができます。 公営・民営とご利用する火葬場にもことなりますが公営にいたっては、比較的安価でご利用いただけます。 一般的な葬儀形式では100万円以上かかることも少なくないので、火葬式の場合は、かなり安価に行うことが出来きます。
家族葬
ご家族や親しいご友人など、会葬者を限定して行うのが家族葬です。 会葬者の対応に追われることなく、ゆっくりとお別れの時間をもつことができます。 *形式に捉われす、自由な形式での葬儀が行えることも魅力の一つです。 *お呼びする人の範囲設定が難しく、参列できなかった方への対応が必要となります。 ◆流れと費用◆ 1.お迎え▷2.ご安置▷3.お通夜▷4.葬儀・告別式▷5.出棺火葬 お呼びする人数が少ない事以外は、一般葬と同様2日間となります。 お呼びする人数にもよりますが、一般的に100万から150万程度はかかるようです。(比較的安価と思われがちですが、決して安いものではありません)
1日葬
お通夜を行わずに、火葬当日に告別式だけを行うのが一日葬です。 一日で執り行えるため日程調整がつけやすく、喪主様やご親族の方の体力面、費用面でも負担を減らすことができます。 *葬儀に参列できない方が出てきますので、ご理解、ご配慮が必要となります。 *菩提寺へ説明、ご理解を得ることが必要です。事前に確認しておくと良いでしょう。 *式場料金の確認(2日分となる場合もあります、事前の確認が必要です) ◆流れと費用◆ 1.お迎え▷2.ご安置▷3.葬儀・告別式▷4.出棺火葬 一般的に30万から50万円ほどになることが多いようですが、お料理や返礼品などによって金額は大きく変わります。 お通夜を行わないので、通夜振る舞いなどの費用が抑えられ比較的安価で行うことが可能です。
一般葬と何が違うの?
一般葬は故人様とご縁のあった方々、近所の方々など、幅広くお呼びする伝統的な葬儀形式です。 しきたりを重んじ、お通夜を行い翌日に告別式を執り行うと言った流れとなります。 お迎え▷ご安置▷お通夜▷葬儀・告別式▷出棺火葬 違いは? 火葬式や一日葬ではお通夜、葬儀・告別式がございません。 では、お通夜、葬儀・告別式とはなんでしょうか? ●お通夜・・・元来、遺族や親族が故人様のそばで、線香をたやさずその冥福を祈る場でした。 今日では告別式に参列できない方々のために行う、という考えにもなってきています。 ●葬儀・・・・ご家族、ご親戚が故人様の冥福を祈る宗教儀式となります。 ●告別式・・・無宗教で行われる、生前所縁のあった方々がお別れをする社会的儀式となります。 それぞれの意味を理解しておくと良いでしょう。
相模原市南区で行う葬儀の内訳
多様化している葬儀ですが、葬儀にかかる費用内訳をご存知でしょうか。 ここでは葬儀にかかる内訳の代表的なものをご紹介します。 葬儀社によりプラン内容はさまざまです。納得のいく葬儀を執り行うためにも多くの見積もりを取ることをお勧めします。
大きく分けて3つの費用
葬儀にかかる費用は大きく分けて3つになります。 1.葬儀全体にかかる費用 2.飲食にかかる費用 3.寺院へかかる費用 葬儀の形式にもよりますが、主な費用内訳を知っておくと良いでしょう。 (予算把握にも役立ちます)
1.葬儀全体にかかる費用
葬儀全体にかかる費用主なもの ※式場使用料・・・葬儀の規模により異なりますが、少人数でのご利用の場合、費用を抑えることができます。 1日葬であっても、2日間の使用料が発生する場合もございます。事前に確認が必要です。 ※安置料金・・・・故人様がお亡くなりになってから火葬場まで移動するまでの間、故人様のお帰り先を考えておく必要があります。 安置施設の仕様(冷蔵庫の有無)など確認しておくと安心です。式場によっては料金に含まれていることもあります。 ※火葬費用・・・・公営と民営とがあります。公営の場合、民営に比べて費用を抑えることができます。 公営の場合、地域によりますが助成金が出ることもあります。 相模原市の場合(相模原市営斎場利用)5,000円〜50,000円程度となっております。 火葬場によっては、火葬中の控室使用料がかかることがあります。 ※返礼品・・・・・参列された方に対してのお礼の気持ちを込めて返す品となります。基本的には参列者全員に渡します。
2.飲食にかかる費用
飲食にかかる費用主なもの ※お食事代・・・・通夜振る舞いと精進落としの2日分の用意が必要となります。 1日葬の場合は精進落としのみとなります。 精進落としは通夜に参列した方の8割以上が参加されると考えておきましょう
3.寺院へかかる費用
寺院へかかる費用主なもの ※お布施・・・・・仏教式で葬儀を執り行い、僧侶に読経をお願いする際に寺院に納めるもの (仏教式で行わない場合は、お布施は不要となります。) ※お車代・・・・・僧侶に足を運んで頂いたことへの気持ち ※御膳料・・・・・お膳に代わって渡す費用
おくりびとのお葬式の特徴
ご遺族様一人ひとりが故人様に想いを馳せ、穏やかに大切な方を見送ることができる場を創出いたします。 ♦︎担当スタッフ全員が 納棺士 お見積もりから火葬までを担当し、ご家族様の想いを形にするお手伝いをいたします。 もちろん、生前と変わらぬ姿でいつでも故人様とお会いすることができるのも、納棺士が常に故人様の状態ケアを行っているから。
おくりびと会員について
「おくりびとのお葬式」では会員制度を設けております。 ♦︎入会金は10,000円のみ 年会費やその他費用負担はありません。 さまざまな特典をご用意しております。 ♦︎早めの入会がお得 入会から数年が経つほど割引額が大きくなるため、早めの入会がお得となります。 返金制度もございますので、安心してご入会いただけます。
相模原市南区周辺の会館
住所:神奈川県相模原市中央区中央1−10−13 宗派:全宗教対応 対応人数:約30名まで 特徴:駐車場あり、控室あり、宿泊可、付添安置可、バリアフリー安置施設あり *2020年12月5日OPEN
まとめ
今回は近年多く執り行われるようになってきた葬儀、葬儀にかかる基本的な費用内訳についてお話しをさせていただきました。 思う気持ちは皆同じ、と我々は考えます。「後悔しない」ためにも、葬儀そのものを理解しておくことが必要となります。 おくりびとのお葬式では、事前相談や会館見学を随時受付ております。 ぜひ一度、お問い合わせください。