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位牌とは何か?位牌の役割や必要となるタイミングについて紹介します

2022.05.30

仏壇に置かれる位牌。葬儀の際にも使用しますが、位牌がどんな役割を持っているのかご存じでしょうか。祖父母の家や実家の仏壇に置かれているのを目にすることはよくあると思いますが、それがどういった意味を持つのか知る人は少ないでしょう。
位牌は、物によって作りやデザインがさまざまで、戒名や日付が書かれています。この位牌を目印に、先祖代々の霊がお盆や法事の際に帰ってくるといわれているのです。

今回は、位牌の役割や意味、用意するべきタイミングについて解説します。

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位牌とはなにか

位牌とは、故人様の戒名と亡くなった日付け(没年月日)、俗名、享年を記した木の札のことです。故人様の霊を祀り、供養するためのもので、四十九日までは白木でできた仮の位牌を使用します。これを「野位牌(のいはい)」といい、四十九日後は漆塗りの「本位牌」になります。

位牌は、中国の「木簡」と呼ばれる板が起源とされています。木簡には、先祖の官位や名前が記されていました。その影響を受け、位牌と仏壇を家におく習慣が生まれました。
位牌がないと、故人様の霊は法事やお盆の際に、自宅に帰って来られないといわれています。位牌には自宅に帰る際の目印としての役割があるのです。

位牌の役割

位牌は仏教において先祖供養の役割があります。また、霊が宿る「依代(よりしろ)」として必要とされており、仏壇は霊が帰って来たときの仮の家、位牌はその目印とされています。依代とは、古くからある樹木や岩などに神霊が宿るという日本の伝統的な習わしで、この習慣と中国の木簡が合わさって位牌の役割が生まれました。

現世から故人様に対して感謝の気持ちなどを述べた際、それは位牌を通して故人様の元に届くといわれています。仏壇だけではその役割を果たせず、位牌があることで成り立ちます。家族の心の拠り所としての役割も担っているのです。

ただし、仏教の一つである浄土真宗は位牌が必要ありません。
浄土真宗は四十九日の旅をしないとされている宗派で、亡くなった時点で成仏するという教えのため、供養の必要がありません。代わりに、法名軸と呼ばれる掛け軸をかけたり、法名や没年月日が記載された過去帳を仏壇に置いたりします。

位牌を用意するタイミング

白木の位牌は葬儀の際、葬儀社の方で用意をしてくれます。そこに、僧侶が直接筆で戒名を書くか、戒名紙と呼ばれる白い紙に書いたものを位牌に貼り、葬儀を行います。
その後、四十九日が終わったタイミングで本位牌になりますので、それまでに本位牌の用意をする必要があります。戒名などの文字入れをする必要があるため、制作に1~2週間かかります。四十九日法要に間に合うように、なるべく早めに位牌を決めておきましょう。

白木位牌から本位牌に変える際、魂を移す儀式が必要です。僧侶に経をあげてもらい、白木に宿っている魂を本位牌に移します。移した後、白木位牌はお寺でお焚き上げによって供養してもらいます。

位牌にかかる費用

位牌は使われている漆の種類やデザインによってかかる費用が変わります。

塗位牌

塗位牌は、白木に漆を塗り、金粉を使って文字や模様を描く「蒔絵」が施されており、高級感のあるデザインです。昔から馴染みのあるタイプで、時間も手間もかかるため値段が高いのが特徴。使用する漆の種類も「本漆」と「合成漆」の2種類があり、値段も大きく変わります。

塗位牌の相場

種類 相場
合成漆 1万円前後
本漆 4~10万円前後

唐木位牌

黒壇や紫壇という「木のダイヤモンド」といわれる唐木の木材を使用して作られる位牌。重量感があり、美しい木目が特徴です。その素材を活かすため、透明な塗装で仕上げられているのが特徴です。彫刻が施されているものや、台座の装飾によっても値段が変わります。

唐木位牌の相場

相場
唐木位牌(一般的) 2~7万円前後
唐木位牌(高級品) 30万円以上

モダン位牌

現代的なデザインで洋風な部屋にも合うように作られている位牌です。デザインは自由で、塗位牌や唐木位牌をモダンにデザインしたものや、クリスタルでできたもの、ウォールナット素材のものなどさまざまな位牌があります。形や色も自由に作ることができ、故人様の好みや趣味などが反映されやすいのも特徴です。今とても人気のスタイルでもあります。

モダン位牌の相場

素材 相場
クリスタルなど 3~5万円前後
本漆 20万円以上

また、位牌を自宅に置けない、仏壇がないなどの事情がある場合には、位牌をお寺に安置することも可能です。一定期間供養したあと、お焚き上げをして霊位として供養する「永代供養」を希望する場合もお寺安置になります。その際「寺位牌」と呼ばれる位牌の用意が必要です。自宅に置くものよりも少し大きめのサイズになります。

まとめ

位牌には、故人様との繋がりを持つための役割があります。現在では仏壇を持つ家庭は少なくなりました。家のデザインの洋風化や和室の減少、少子高齢化などその原因はさまざまです。仏壇は故人様の仮の家ですが、位牌がなくてはその役割は果たせません。
葬儀などの多様化に伴い位牌の種類も増えてきました。
家にある仏壇などにあった仏壇を選ぶことも可能です。
位牌の意味を考えて、故人様が帰れる場所として用意することをお勧めします。