近年、ご利用が多くなってきている家族葬、よく耳にするけれど、家族だけの葬儀のこと?密葬とは違うのかしら?よくわからない方も多いのではないでしょうか。
今回は「家族葬」について詳しくご紹介していきます。
家族葬とは、近年急激に人気を集めている葬儀スタイルです。
具体的に、どの様なものかご説明していきましょう。
家族葬は、家族やごく親しい友人を中心とした少人数で行う葬儀スタイルとなります。
故人様がご高齢のため、親族、友人が少ない状況で一般的な葬儀を行うよりも、家族、親しかった方々のみで葬儀を執り行いたい、といったお考えの方も多いようです。
小規模な葬儀でも心の込めて見送りたいという方に最適な形式です。
※家族以外の参列を拒否すると言うものではありませんので、生前の故人様を思い、ご家族でご相談いただけます。
♦メリット
1,ご家族の故人様に対する思いを家族葬を通して形にできるのが特徴です。形式にとらわれず自由な発想の基、いろいろな形の葬儀が執り行えます。
2,参列される方々の人数が限られるため、参列者への対応に追われることなく、ゆっくりとお別れができます。
葬儀を執り行う方も高齢の方が多くなってきております。精神的、身体的にも負担が少ないと言えるでしょう。
3,人数把握がされているため、料理など無駄を抑えることができます。
♦注意点
1,近隣の方々へのご理解が必要となります。
従来一般葬では、故人様とご縁のあった方々、近所の方々なども多く参列されます。「葬儀に参加したかった」など、トラブルをさけるためにも葬儀社へ事前にご相談しておくのも良いでしょう。
2,参列者の範囲決定に悩む事も。
親しい友人、親戚、どこまでの方をお呼びするのか、後悔しないためにも目安を決めておくことをお勧めいたします。
迷った時は呼びする方が良いでしょう。
家族葬はご家族様とごく親しかった友人などお中心として創り上げていく葬儀となります。
「呼べばよかった」など後悔のないようにしましょう。
密葬とは、一般の方をお呼びせず、近親者のみで葬儀を行うこと。
密葬後、本葬やお別れの会などが行われることが前提となります。
企業の社長や著名人などがお亡くなりになられた場合、親族は多くの参列者の対応に追われゆっくりとお別れができないことがございます。親族のみでゆっくりとしたお別れの時間を設けることが密葬となります。
家族葬、お分かりになられたでしょうか。
ここからは、おくりびとのお葬式で家族葬を行う場合の流れをご紹介いたします。
1.お迎え▷2.ご安置・初期処置▷3.お打ち合わせ▷4.納棺▷5.お通夜▷6.お化粧直し▷7.葬儀・告別式▷8.出棺・火葬
事前に流れを知っておくことで不安を取り除くことができるかと思いますので、一つひとつご説明していきましょう。
故人様のもとへスタッフがお迎えにあがります。1時間〜1時間半程度で向かいますので安心してお待ちください。
※道路状況により前後することがございます。
病院では「死亡診断書」が発行されます。この時、死亡診断書とともに「死亡届」を作成する必要があります。おくりびとのお葬式では「死亡届」の作成と提出の代行も行っております。
病院で亡くなられた場合、霊安室から数時間後には安置できる場所へ移動する必要があります。
※病院の霊安室・・・
病院では、亡くなった方を「霊安室」へ運びます。「霊安室」はご遺体を「安置室」へ運ぶまでの間、一時的にご利用できる場所となり、2〜3時間ほどのご利用となることが多いです。
ご安置について
ご自宅での安置、葬儀場や安置施設などがあります。
♦自宅の場合、エレベーターの有無や近隣住人への配慮が必要となります。
♦施設によっては深夜の受け入れができないこともあります。
いずれにせよ、事前の確認が必要となります。
故人様の状態を安定的に保つために初期処置を行います。
お亡くなり後、最も重要な初期段階で納棺士がご遺体を適切にケアいたします。これにより、いつまでも故人様に触れることができ、ご生前のと変わらぬお姿でお会いすることができるのです。
ご遺体安置後、ご葬儀についてお打ち合わせを行います。
皆様にご満足いただける様ご提案いたします。
主に葬儀会場、日程、予算、葬儀形式(家族葬としてどの様な形で行うか)、などを打ち合わせの中で決めていきます。
♦家族葬では会葬者の人数を限定し葬儀を行うことが一般葬との違いとなります。
お呼びする方を限定することが最も難しいと言えるでしょう。
♦どの様な式にしたいのか、家族葬ならではのご葬儀にするためにも生前の故人様、ご家族様の思いなどをお聞かください。
お打ち合わせは状況により2〜3回行う場合がございます。
深夜の場合は、翌日に行うことも可能でございます。
お見送りをするにあたり、故人様の身なりを整えてお棺に納めることを納棺といいます。
おくりびとのお葬式では、「納棺の儀」がございます。
「納棺の儀」では、納棺士が故人様とご遺族様と同じ空間の中で、湯灌・死化粧・死装束への着せ替えを施し、棺へと納めます。
納棺の儀は我々が葬儀の中で最も大切にしている時間です。
夕刻より通夜式を行い、翌日の葬儀・告別式まで故人様とお過ごしいただけます。
寺院による読経をしていただいた後、焼香を行います。
通常ですと通夜振る舞いとなりますが、家族葬の場合お呼びする方が限られているため、会食など改まった形式の場を設けないことが多くあります。
ゆっくりと故人様との最後の時間をお過ごしください。
最後のお別れの瞬間まで綺麗なお姿を保っていただくために、葬儀・告別式の前にお化粧直しを行います。
♦︎葬儀・告別式の前以外にも、1度のご葬儀で平均4〜6回ほどのお化粧直しをしております。
おくりびとのお葬式のご遺体のケア
ご遺体には、特有の症状が現れます。専門知識を兼ね備えた納棺士が初期処置を行い、ご遺体の状態を安定的に保ちます。
ご遺体の変化がご遺族様に与える心理的なショックを和らげ、大切な人を見送ることに専念していただけます。
会葬者を迎えて故人様を送る儀式となります。お花をお手向けいただき、故人様と最後のお別れいたします。
寺院による読経をしていただき、焼香を行い告別式にて、弔電や弔辞を奉読します。
♦参列者が少数となることがあるため、所要時間が短くなることも。招かれた方は、遅れない様注意が必要です。
♦家族葬は形式に捉われない式、故人様の好きだた音楽を流すなど、家族葬ならではの式が行えます。
お別れの儀式が終わり出棺、火葬後はお骨を骨壺に納めます。
♦葬儀会場と火葬場が離れている場合は移動手段などの手配が必要となります。
♦火葬から納骨までの時間は1〜2時間ほどかかることがが多いようです。
収骨後は、四十九日法要までご自宅にご安置となります。
家族葬では、お呼びする方の人数により大きく費用も異なってきます。
メリットや注意点を理解し納得の葬儀を執り行うためにも、多くの葬儀社よりお見積もりをとることをお勧めいたします。
家族葬はお呼びする方を限定すること以外は一般葬と同様の費用内訳となります。
ここからは、葬儀にかかる主な費用の内訳をご紹介いたします。
♦式場使用料
多くは葬儀式場のご利用となります。
ご利用人数により費用は異なりますが、少人数の場合は費用を抑える事もできます。
♦ご安置施設料
葬儀を行う式場により安置設備が整っていることもあります。
安置できない場合は、安置施設を確保しなければなりませんので、事前の確認が必要となります。
火葬場を利用する際は、費用がかかります。公営・民営とがあり、公営の場合は比較的費用が抑えられます。
稲城市では南多摩斎場または多摩葬祭場で火葬を行うことを条件とした葬儀制度があります。
確認しておくのも良いでしょう。
♦お食事
家族葬では、通夜振る舞いなど改まった場を設けない事もありますが、決まりではありません。
多くの葬儀社ではオプションとして別途費用となることが多い様です。
♦返礼品
参列された方に対してのお礼の気持ちを込めて返す品となります。基本的には参列者全員に渡します。
ご自宅へ弔問に来られた方などへの対応(準備)も考えておく必要があります。
♦担当スタッフ全員が納棺士
おくりびとのお葬式では、担当スタッフ全員が納棺士です。
お見積もりから火葬まで担当しているため、最後まで生前と変わらぬお姿で故人様とお会いすることができます。
♦充実のサポート
死亡後の各種手続きに関することは勿論、法事法要、相続に関することなどご葬儀だけではなくその後のお手伝いも致します。
その他お悩み、ご相談がありましたら、いつでもお尋ねください。
おくりびとのお葬式ではお得にご利用いただける会員制度をご用意しております。
♦入会金は1万円のみ
年会費やその他の費用負担なく、様々な特典をご利用いただけます。
♦早めの入会がお得
入会から年数が経つほど割引額が大きくなるため、早めの入会がお得です。
返金制度もございますので、安心してご入会いただけます。
住所:東京都稲城市百村1613−4−101
宗派:全宗教対応
特徴:駅近
*京王線稲城駅南口前
いかがでしたでしょうか。
今回は家族葬のご紹介をしてきました。
故人様、ご遺族様に見合ったご葬儀の形、見つかりましたでしょうか。