近年、「シンプルな」、「質素な」、「少人数で」、などと言った形容詞をよく見かける様になりました。 葬儀においても同様、シンプルな葬儀、質素な葬儀、少人数での葬儀などと言ったの葬儀スタイルが増えてきており、執り行う方も増えてきています。 今回は最もシンプルな「火葬式」についてご紹介していきましょう。
火葬式とは?
火葬式とは、通夜、葬儀・告別式を行わず、火葬のみを行う葬儀スタイルです。 ♦︎火葬場でお別れと火葬・収骨のみを行います。 ♦︎お別れの時間が短く、限られているのが特徴です。
火葬式のメリットは?注意点は?
通夜や葬儀・告別式を行わず火葬のみですので、かかる時間、費用が抑えられるのが最大の特徴といえます。 火葬式のメリット ①直接火葬場へ集まり、短い時間でのお別れの後火葬となります。高齢者など、身体的な負担は軽減されます。 ②祭壇などは飾りませんのでその分の費用はかかりません。 ③参列者を招かないことが多いので、参列者に対する対応などは必要ありません。 ④通夜、葬儀・告別式を行わないため、式場の手配などが不要となりますので、その分の費用が抑えられ、お布施も必要ありません。 メリットだけでなく、注意点も理解しておくと良いでしょう。 火葬式の注意点 ①お別れの時間が短かすぎ、後々後悔する事も。 ②菩提寺によっては火葬式の場合、納骨をお断りされる場合もあります。(菩提寺への確認が必要となります) ③参列したい方への配慮が必要。(通夜、葬儀・告別式を行わないスタイルは理解度が低いため) ④火葬場で行うため、アクセスの良い立地とは限りません。
直葬との違い
葬儀スタイルの中では「直葬」をご存じの方もいらっしゃると思います。 火葬式も直葬も同じもの 直葬とは、通夜、葬儀・告別式は行わず火葬のみを行う葬儀です。
おくりびとのお葬式の「火葬式」
火葬式、シンプルな葬儀であることはご理解いただけたかと思います。 では、実際に「火葬式」を行った場合、どの様な流れになるのでしょうか。 ♦︎お別れの時間が取れない? ♦︎時間が短く忙しなく感じる? ♦︎シンプルすぎて、寂しく感じるかも? ♦︎故人様の考えていた「シンプル」はこれでいいのか? まだまだ、不安は残るかと思います。 ここからは、おくりびとのお葬式の「火葬式」の流れをご紹介していきます。
火葬式の流れ
おくりびとのお葬式での「火葬式」は以下の様な流れとなります。 1.お迎え▷2.ご安置・初期処置▷3.お打ち合わせ▷4.納棺▷5.お化粧直し▷6.出棺・火葬から納骨まで 一つひとつご説明していきましょう。
1.お迎え
故人様のもとへスタッフがお迎えにあがります。1時間〜1時間半程度で向かいますので安心してお待ちください。 ※道路状況により前後することがございます。
2.ご安置・初期処置
故人様をご希望のお帰り先までご搬送いたし、故人様の状態を安定的に保つために初期処置を行います。 ご安置について 故人様がお亡くなりになられてから火葬場へ移動するまでの間、故人様のお帰り先を考えておく必要があります。 ※法律上、お亡くなりになられてから24時間以内は原則として火葬することはできません ご自宅での安置や安置施設などとなります。 ♦︎ご自宅の場合・・・エレベーターの有無や近隣住人への配慮が必要となります。 ♦︎安置施設の場合・・施設によっては深夜の受け入れができないこともあります。(冷房の有無の確認をしておくと良いでしょう) いずれにせよ、事前の確認が必要となってきます。 初期処置について お亡くなり後、最も重要な初期段階で納棺士がご遺体を適切にケアいたします。これにより、いつまでも故人様に触れることができ、ご生前の様なお姿でお会いすることができるのです。
3.お打ち合わせ
ご遺体安置後、ご葬儀についてお打ち合わせを行います。 皆様にご満足いただける様ご提案いたします。希望や不明点は遠慮せずお伝えください。 ①日程 ②予算 ③葬儀形式(ご理解・確認)などを打ち合わせの中で決めていきます。 ♦︎菩提寺に納骨予定の場合はあらかじめ確認が必要となります。 ♦︎予算について確認・相談しておくことでトラブル回避にもつながります。 お打ち合わせは状況により2〜3回行う場合がございます。 深夜の場合は、翌日に行うことも可能でございます。
4.納棺
お見送りをするにあたり、故人様の身なりを整えてお棺に納めることを納棺といいます。 おくりびとのお葬式では、「納棺の儀」がございます。 「納棺の儀」では、納棺士が故人様とご遺族様と同じ空間の中で、湯灌・死化粧・死装束への着せ替えを施し、棺へと納めます。
5.お化粧直し
最後のお別れの瞬間まで綺麗なお姿を保っていただくために、お化粧直しを行います。 おくりびとのお葬式のご遺体のケア ご遺体には、特有の症状が現れます。専門知識を兼ね備えた納棺士が初期処置を行い、ご遺体の状態を安定的に保ちます。 ご遺体の変化がご遺族様に与える心理的なショックを和らげ、大切な人を見送ることに専念していただけます。
6.出棺・火葬から納骨まで
お別れの儀式が終わり、出棺いたします。 火葬後はお骨を骨壺に納めます。 ※火葬から納骨までの時間は1〜2時間ほどかかることがが多い様です。 収骨後は、四十九日法要までご自宅にご安置となります。
おくりびとのお葬式の特徴
♦︎担当スタッフ全員が納棺士 おくりびとのお葬式では、担当スタッフ全員が納棺士です。 お見積もりから火葬まで担当しているため、最後まで生前と変わらぬお姿で故人様とお会いすることができます。 ※納棺士は一般的には葬儀会社の下請けとして、一部のサービスを担当しております。そのため納棺士を呼ぶ費用がかかり、サービスが必要最低限となってしまいますが、おくりびとのお葬式ではそんな心配はございません。 ♦︎みんなが「おくりびと」になる 我々は、お別れの形は自由であるべきだと考えます。 「みんながおくりびとになる」を合言葉に、従来の形式に捉われないお別れの場を故人様、ご遺族様とともに作り上げていきたいと考えております。 ♦︎24時間365日対応のコールセンター 専門スタッフによる24時間365日対応のコールセンターがございますので、もしもの時もすぐに対応することが可能です。
火葬式にかかる費用
火葬式は15〜30万円程度かかるのが相場の様です。 一般葬では100万円以上かかることも珍しくありませんので、かなり安価に行うことができると言えるでしょう。 ここからは費用の内訳をご紹介していきます。 多くの葬儀社が専用のプランを用意しており、内容も様々です。 故人様の意向、ご遺族様が本当に必要なプランをお選びいただけたらと思います。
基本の葬儀費用
火葬式ですので式場費用などは発生しませんが、霊柩車や棺など必要な物品やサービスなどはかかります。 主な費用はプランに含まれている場合が多いようですが確認が必要です。 見極めるためにもより多くの見積もりを取ることをお勧めします。
ご安置施設使用料
法律上、お亡くなりになってから24時間以内は原則として火葬することができないため、ご逝去後の故人様のお帰り先を考えておかなくてはなりません。 多くは施設を使用することとなり使用料がかかります。
火葬料金
火葬場を利用する際、費用がかかります。公営・民営とがあり、公営の場合は比較的費用が抑えられます。 稲城市では南多摩斎場や多摩葬儀場があり、市民の葬儀制度が設けられています。 確認しておくのも良いでしょう。 ※火葬中の控室など別途費用がかかる事もあります。
おくりびとのお葬式では、提携している斎場でお葬式を行うことも可能です。 ぜひ下記ボタンから、お近くの式場をお探しください。
おくりびと会員について
おくりびとのお葬式ではお得にご利用いただける会員制度をご用意しております。 ♦︎入会金は1万円のみ 年会費やその他の費用負担なく、様々な特典をご利用いただけます。 ♦︎早めの入会がお得 入会から年数が経つほど割引額が大きくなるため、早めの入会がお得です。 返金制度もございますので、安心してご入会いただけます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 今回はシンプルな「火葬式」をご紹介してきました。 シンプルだけど寂しくない納得のいくご葬儀を行なっていただきたいと考えております。 おくりびとのお葬式では「生前見積り」も行なっております。 お気軽にご相談下さい。