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【例文あり】通夜の喪主挨拶は何を話す?NGポイントについても解説

2024.03.18

【例文あり】通夜の喪主挨拶は何を話す?NGポイントについても解説

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目次

葬儀では、挨拶をする機会が何度か訪れます。 喪主の方や代表の方は葬儀手配や連絡、手続きの他に参列された方々へ挨拶をすることとなります。 故人様に代わり、親族の代表として感謝の気持ちを伝えましょう。 葬儀での挨拶には大きく分けて 1.通夜の挨拶 2.告別式の挨拶(出棺時) 3.精進落としの挨拶 4.散会の挨拶 などがあります。 今回は通夜での挨拶についてお話ししていきます。

通夜の挨拶とは?

一般的な葬儀の流れの中では、参列者に挨拶をする初めの機会が通夜式となります。 弔問に来られた方々に感謝とお礼を伝えるための挨拶となります。 POINT ◇弔問客への感謝・お礼の気持ちを伝える ◇葬儀・告別式の案内(日時、場所) ◇むすびの挨拶 通夜後の通夜振る舞いの案内をしておくと良いでしょう。 ◆通夜振る舞いの前後に挨拶をすることもあります。 この時はお礼と感謝の気持ちの他、最期の故人様の様子なども少しお話ししても良いでしょう。

通夜挨拶のタイミング

通夜挨拶はいつ行えば良いのか。      ⇩   *通夜式終了後* 通夜式は40分〜1時間程とし、その後の通夜振る舞いは1時間程で閉式となるのが一般的です。 通夜式の閉式を告げるとタイミングとなります。

【葬儀担当者がご案内します】

挨拶をするタイミングについては葬儀担当者より案内されますのでご安心ください。(ご心配な場合は事前に確認しておきましょう) 通夜式終了後挨拶を行うことで、通夜振る舞いの案内及び葬儀・告別式の案内をすることができます。 (葬儀・告別式の案内では、参列できない方もいらっしゃいますので無理強いはせず、あくまでも案内としてお伝えしましょう) ◆喪主様の挨拶により、通夜式、通夜振る舞い、終了の流れを作る事になります。

通夜挨拶で伝えるべき事・NGポイント

通夜式に参加している方々は、突然の訃報にもかかわらず故人様のために時間を作り弔問に来てくださったということです。 故人様はもちろん、親族としてもありがたく思うものでしょう。 ですので、通夜式を通して ①感謝・お礼 ②通夜振る舞いの案内 ③葬儀・告別式の案内 をお伝えすることとなります。

①感謝・お礼の気持ちを伝える

一番大切なことを伝えてください。 感謝の気持ち、通夜式に参列してくださった方々へ、「ありがとう」を伝えてください。 故人様ならどう言うか、思いを馳せながらご故人様に代わり親族を代表しての挨拶となります。 特に決まり事はありませんので、素直な気持ちでお伝えしましょう。

②通夜振る舞いの案内

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通夜式の後は通夜振る舞いの場が用意されるのが一般的です。 軽いお食事を取りながら「思い出を語り合っていただき故人を偲んでいただければ幸いです」という親族側からの感謝の意となります。 通夜振る舞いの用意があることをお伝えしましょう。

③葬儀・告別式の案内

翌日行われる葬儀・告別式のご案内もお伝えしましょう。 日時・場所など、葬儀会場が異なる場合などは注意が必要ですので必ずお伝えします。 訃報に記載はしておりますが、挨拶の時にもう一度お知らせすることとなります。

その他

上記3点の他にも、故人様の最期の様子などを加えてお伝えしたり、お帰りの際の気遣いの言葉などを添えるのも良いでしょう。

挨拶文(例文)

ここからは実際のどのような挨拶文となるのか見ていきましょう。 【例文】 本日は、ご多用中にもかかわらず、◯◯のために御通夜の御焼香をたまわりまして、誠にありがとうございます。 皆様方の温かいお志に、故人も喜んでいることと存じます。 ささやかではございますが別室にお食事を用意しております。お召し上がりながら、故人のありし日のことなど、お聞かせいただければと存じます。 なお、告別式は明日◯◯時よりこちらで行います。お時間が許すようでしたら、ご会葬いただければ幸いでございます。 本日は誠にありがとうございました。 お伝えすべき事柄は確認できたでしょうか。葬儀社の多くはこのような挨拶文のご用意がありますので、ご不安な場合はお打ち合わせ時に確認しておくと良いでしょう。

NGポイント(注意したい言葉)

挨拶で気をつけたいことの一つに「忌み言葉(いみことば)」があります。 忌み言葉・・・特別なシーン(冠婚葬祭など)において不幸や不吉な事柄を思わせる言葉 せっかくの感謝の気持ちを伝える挨拶です。 重ね言葉や、生死に関する言葉などは使わないよう注意が必要です。 一部例を挙げます。

       主なもの
忌み言葉(重ね言葉)・落ちる・消える・迷う・続いて・たびたび・重ね重ね・追って
生死に関する言葉・死ぬ・生きていた頃・急死・生存中

・「続いて」などは、置き換えることができます。  例:続いて通夜振る舞いの場を・・・ ⇨後ほど通夜振る舞いの場を・・・

NGポイント(挨拶の長さ)

感謝の気持ちを伝えたいばかりに、気持ちのこもった挨拶となってしまう事もあるかと思います。 通夜式では、始まる時刻も夕刻ですので、簡潔に3分程度にまとめると良いでしょう。 メモを見ても構いません。感謝の気持ち、お礼がきちんと伝わるよう心がけることが一番大切です。 無理して暗記する必要もありませんので、落ち着いて感謝の気持ちを伝えましょう。

気持ちが伝わる挨拶文

感謝の気持ち

通夜挨拶・・・・*感謝の気持ち*を故人様に代わり弔問客へお伝えすること 通夜式後の通夜振る舞い、後日行われる葬儀・告別式の案内を伝えることも必要ですが、一番大切なのは感謝の気持ち「お礼」です。 まずは、「お礼」を伝えること、これが挨拶の意味ではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。 葬儀での挨拶は通夜式に始まり、葬儀・告別式、出棺、散会とございます。(葬儀形式のより異なります) それぞれ、お伝えするお相手が異なりますが、感謝の気持ちをお伝えすることには変わりません。 シーンに合わせ心のこもった感謝の気持ちをお伝えし、適切に伝えることを心がけましょう。