施行事例
2024/08/13
おくりびとのお葬式がお手伝いしたお客様の実例を、当社の葬儀担当スタッフがお伝えします。 ※お客様のご了承をいただいて掲載しております。
生前から「葬儀は親族だけでゆっくりと行いたい」とご希望されており、約40名ほどの家族葬となりました。 糖尿病で甘いものを控えていらしたとのことで、スタッフが故人様のためにお菓子をご用意しました。 カスタードよりも餡子が好きだった故人様のために、おはぎと水ようかんを祭壇にお供えしました。 天国でも趣味の読書を続けていただけるようにと、喪主の娘様が小説をお持ちになり、出棺の際にお棺の中へお納めいただきました。 祭壇やお供え用の花は、故人様をイメージして紫色をメインにご用意しました。 ご出棺前のお花入れの際には、娘様が好きだったひまわりも一緒にお顔周りにお供えし、 皆様が一人ずつお声をかけられるなど、あたたかいお時間となりました。
お控室にて、古式湯灌を行いました。 お孫様やご親族様にお手伝いいただきながら、清拭をいたしました。 お声をかけたり、お顔に触れていただいたりしながら、皆様ゆっくりと湯灌の時間を過ごされました。 お選びいただいた鶴刺繍の仏衣を大変喜んでいただき、「胸元の『ありがとう』の文字が見えるようにしてあげたい」というお声を受け、 お布団を少し下げるなどして皆様にご覧いただけるようにいたしました。
事前相談から関わらせていただいたこともあり、祭壇の配置やお食事の席順など、細やかな点までお話しさせていただくことができました。 祭壇をご覧いただいた際には、「すごく素敵。想像していたよりずっとボリュームがある」とのお喜びの言葉を頂戴いたしました。 全体を通して、喪主様やご親族様、会葬者の皆様との間で、思い出話や「ありがとう」の言葉が絶えない温かいご葬儀でございました。
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