施行事例
2024/08/13
おくりびとのお葬式がお手伝いしたお客様の実例を、当社の葬儀担当スタッフがお伝えします。 ※お客様のご了承をいただいて掲載しております。
浄土真宗大谷派の菩提寺で通夜・葬儀が行われました。 ご遺族やご親族の皆様の中には、司会の略歴紹介時に感極まって涙を流す方もおり、 式終了後には皆様が「お父さんの紹介、すごくよかった。いろいろ思い出して涙が出そうになった」と仰っていました。 お別れの際にはご親族が故人様に触れて「冷たいねぇ。ドライアイスがあったからね。冷たかったねぇ」と仰っており、 「お花でいっぱいにしてあげよう」とたくさんのお花をお手向けいただきました。 少し離れた位置にいた故人様のご友人にも「最後だから手を握ってあげて」と声をかけられており、皆様で送って差し上げていました。
ご遺族3名様の立ち会いのもと、古式湯灌が行われました。 北海道の風習に従い、儀式の最中にご遺族が"りん"を鳴らし続けることをご説明し、あくまで風習なのでこの度はいかがいたしますかとお尋ねしたところ、 「4年前に母が亡くなった際も鳴らしていた」とのことで、儀式中はりんを鳴らしていただきました。 お身体を清拭する際、喪主をはじめ皆様が故人様に声をかけながら、非常に惜しむ様子で清拭を行っていました。 特にお孫様は故人様との関係が深かったようで、手を優しく握りながら涙ながらに声をかけていました。 故人様のお顔に酸素マスクの跡が残っていたため、気にされていたご遺族の希望でお化粧を施し、目立たなくさせていただきました。 「目立たなくなって良かった。つらかったもんね」とのお声がけもありました。 納棺の際には皆様にお力添えをいただき、故人様をお棺に安置いたしました。
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