お客様の声
2024/05/02
インドアなので基本的に家でゆっくり過ごしています。健康のため、近所の銭湯に夕方ごろ出向くこともあります。湯に浸かりぼーっとしていると、今までの自分の行いや他人の言動についてじっくり振り返れます。お湯の温かさで嫌なことは全てリセットできるのも良いと思っております。
故人様のお兄様が「死んじゃったら何も話せやしねえよ」と涙を流していた際、私はかける言葉が見つかりませんでした。ご遺族の方の心からの叫びを聞いて、私にできることは葬儀社として皆様が不安を抱かないよう、悔いのないお別れをしていただく事だと痛感しました。悔いのないお別れをしていただくために、故人様が生前好きだったものをお伺いしそれらはすべて祭壇に飾らせていただきました。故人様とご遺族様の最後の対話の空間をサポートするのが使命なのだと思いました。
納棺の儀はもちろんですが、納棺士の案内するご葬儀ならではの細やかな気遣いこそ、私はおくりびとの特徴だと思っております。 故人様のことを生きてる人間と同じように敬い接することができるのは、おくりびとならではの特色です。納棺士の故人様に対する丁寧で細やかな対応をそのままご葬儀当日に実現できるところが弊社の強みだと思っております。故人様に対する思いの丈や、生前これを好んでいたなど、なんでも我々スタッフにお話しください。望んだお別れの形を我々は実現致します。
不安な事は何なりとお申し付けください。「こんなこと言っていいのかな、こんなこと聞いて恥ずかしくないかな。」全て素直にお話しください。分からないことだらけなのはおかしなことではないです。私達は、そんなお客様の不安にお応えするための会社です。他の人には聞かれたくない秘密の話、故人様の意外な一面、私たちの間でこっそり副葬品としてご用意してみるのも良いのではないでしょうか。故人様にとってもご家族様にとっても悔いのないご葬儀をしていただく、それが私達葬儀社の使命です。