お客様の声
2023/02/20
趣味は多いほうだと思います。学生時代より海外文化が好きなので洋画を観たり、オンライン英会話で各国の人と会話を楽しんだり、楽器や筋トレ、サイクリングなどしております。最近は子供の趣味に付き合う機会が多いので、道内各地方の駅などに電車の撮影に一緒に行く事もあります。
営業先にて様々な事業所様でお困り事を含め色んなお話を頂きます。 私も一人の介護業界で勤めていた人間として、思い出せば、看取り対応を終えてしまうと、後は葬儀社に引継ぎを気づけば既に行われている印象であり、それまでに関わってきたご利用者様にお別れとお見送りが出来ないのが普通でした。 そんな中で弊社が事業所様に還元させて頂いた、葬儀の報告書を提出させて頂いた際に「こういう取り組みがあるのはいいですね!中々、知り得なかった事を知れて安心しました!」というお声を頂き、一人一人に寄り添うという事が、葬儀社とその故人様、そのご家族だけではなくて、その人の人生を支えて下さった様々な事業所の皆様に還元できる形として最良の物であり、最良の別れを提供する事とはこういう事なんだなあっと改めて感じた瞬間でした。
何よりも、納棺師がいる事。葬儀の組み立てから、最後のお見送りまで一貫して故人様とそのご家族様に寄り添えるという事。人の尊厳を十二分に大切にしている事。 誰にでも平等である死に対して、最大限の敬意を持ち、一人ひとりの尊厳を守ってお見送りできる事。ご家族様の心にとっての一番の救いになる事があるとすれば、それは故人様の旅立ちに対し最大限の施しであると私は感じました。それが出来るのが唯一の納棺師が一貫して葬儀を執り行う「おくりびとのお葬式」なんだと思っております。
いくら終活という言葉が世に周知され始めたとはいえ、身近な人の死に関して考える事というのは当然気が進むものではないですし、出来る事ならば考えたくないというのが本音だと思います。私自身も身近な人には一日でも元気で楽しく過ごしてほしいと思います。 ですが、時間は平等で、いつかは「死」について考えざるを得ない現実も一つの事実です。 私も30代で、60代後半の両親を抱える身として、あまりにも知識としても、両親とのコミュニケーションという意味でも情報が乏しく、いざとなった時に慌てる未来しか見えませんでした。 弊社に入社し、経験した事から、私が皆様へ微力ながらお伝え出来る事と致しまして、 まずは、ご自身や大切な人とのコミュニケーションを大切にしてください。 そして少しずつ今後についての意思確認など、 後にどういった形での式やお別れを望んでいるのか、 自分がどうありたいのかなど、 日々のコミュニケーションを重ねながら少しずつ決める。 少しでも「その時」に慌てないように心構えの意味も含め、日頃から「事前の準備」 が大切だと私自身も実感致しております。