お客様の声
2024/04/09
Y・Y様
ごく普通の、昔ながらの母だったと思います。穏やかな性格で、押し付けがましくならずに、むしろ寄り添うように接してくれました。 「何をしなさい」とか強く言うようなタイプではありませんでしたね。特に中学、高校生ぐらいの時は、子供の話をよく聞いてくれた母でした。
一言で言ってしまえば「ご縁」なのかなと。母はずっと函館にいて、近くに親戚も多くないし、そもそも大きな会場は難しいと思っていました。 近所に同業の葬祭場がいろいろあったので実際に全部回ってみたんですが、家族葬もできますよ、といった説明をされるところが多く、簡単に流されるような感じだったんです。 でも、おくりびとの会場を実際に歩いたときに、控室から式場までの導線も短いし、なにより予約もせずに突然伺ったのに、一番温かい対応で説明をしていただけました。 パンフレットではわからなかった会場や担当者の雰囲気も良くて、特徴の一つである「納棺士™」の資格を持っている、という部分にも安心感がありましたね。
もちろん映画「おくりびと」で見たことはあったけど、実際に見るとやっぱり温かみを感じました。映像とはまた違う感動がありました。 今までの経験の中で、「すでに納棺された状態」というのは見たことがあったけれど、実際に母が納棺されるとなったらありがたいと感じましたし、納棺師の方も丁寧で、まるで母が生きていて、そこに寝ているかのような接し方だなって思いました。 きっと母にとっては一番いい形でお棺に納められたのかなと思って…とても丁寧で本当に感謝しています。
初めて喪主というものを経験し、大まかな流れ以外は何もわからない状態で始まりましたが、実際に2日間の葬儀が終わってから振り返ると何も困ったことが無かったんです。 でも、正直に言いますと終わった段階では「おくりびとのお葬式」だからこのような形で終わったとは思っていなくて、他の葬儀社に頼んでも同じようにやってくれたんだろうという認識でした。 たまたま1か月後に他社のお通夜があって、参列者もほとんど変わらなかったので同じような流れだろうな、と思っていたら全然違かったんですよね。 喪主の方も含め、親戚も次の流れがわからなくて右往左往していたんです。それが式が終わるまでずっと続いていて、参列者も落ち着いていられない様子でした。 それで今回の葬儀を思い返したときに、「おくりびとのお葬式」の時はちゃんと私たちの行動を見ながら、適宜指示をしてくれてたんだなと。プロとしてすごいことだったんだな、と改めて感じました。 比べるものではないけど、日程も近かったので忘れられなくて。参列した親戚やお参りに来てくださった方も、母の時は「おくりびとのお葬式」でよかったよね、と口々に言ってもらえて、私としてもありがたい限りです。 お通夜の時も、遠くの親戚の帰りが遅くなるということで開始時間を1時間早めていただいたり、次の日も火葬場が込み合うから、と告別式も早めてくれたおかげで火葬も待ち時間なしでできたり、本当に何気ないところに手が届くような、段取りも含めてプロのお仕事のされ方だなと。今思い出しても感心することばかりですね。改めて、「おくりびとのお葬式」に依頼してよかったなと思いました。
この度は喪主様を初め、親族様皆様が本当に協力的でお打ち合わせの際も、詳しく原状等お話し頂けましたし、私の提案等も考慮して頂き、お話いただいた情報をもとに私だけでは無く、スタッフが一丸となって故人様、ご遺族様の負担や不安を軽減するよう考えて行動した結果、滞りなくお式を進められたと感じております。 私個人としては非常に印象深い、悲しくも心温まる、ご遺族様が今後前を向けるご葬儀だと感じました。